社員インタビュー

1年目から製品開発、プロセスすべてが自分の糧に。

周辺機器部 設計担当

八幡拓真

2017年入社。大学教授からレーザ加工の魅力と可能性を教えてもらったことが入社のきっかけ。

難しい仕事に嬉しい、オープンな社風。


私の仕事は、自社で開発しているレーザ加工ヘッド・周辺機器「OPTICEL」の設計・開発です。今は先輩の仕事を手伝いながら設計のイロハを勉強している最中。3D-CADを使ってコンピュータ上で様々なシミュレーションを実施して、円滑な開発ができるためのサポートをしています。レーザ加工機の構造は複雑で様々な技術が凝縮されているので、決して簡単なことではありません。苦戦することも多々ありますが、幸いにも社内はオープンな雰囲気。先輩社員との距離は近く分からないこと、困ったことがあればすぐ質問できるのが嬉しいポイントです。

甘くはない、企業人としての洗礼を受けました。


実はすでに、製品開発を担当しました。発売はこれからです。自分が開発・設計した製品が世に出たときのことを考えるとウキウキします。全ての始まりは2018年2月。上司から「新製品の設計をしてみないか」と声を掛けられました。入社して1年足らずの私にそんなチャンスをくれるとは…さっそく気合十分です。私の担当は外観のデザイン・設計。先輩の力を借りながら図面をつくり、試作を製作。そして迎えた社内での検討会議。しかし、上司からは「カッコよくない」と一蹴されてしまったのです。自分のアイデアを真っ向から否定される悔しさは、今まで感じたことのないものでした。

“八幡・初号機”は心の支え。


しかし、いつまでも落ち込んでいるわけにはいきません。気持ちを奮い立たせて、仕切り直しに取り掛かりました。打ち合わせの場で受けたフィードバックは「もっと滑らかで丸いイメージがほしい」というもの。感覚的な内容だけに、どうしたらそれを表現できるのか…。先輩と一緒に考え、トライアンドエラーを繰り返す日々。試行錯誤しながらようやく完成の日が。緊張の面持ちで打ち合わせに臨んだところ、前回の打ち合わせで僕の試作を酷評した上司から「いい!これなら売れると思う」。嬉しいより、ホッとした気持ちが先行しました。大変なことばかりでしたが、経験しておいてよかったです。自分でゼロから完成までやり遂げたのは、今、大きな自信になっていますから。

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